言いたいことがあった。

ときどき、無性に何か発言したくなる時があるのです。

プレシーズンテスト終了、もなくF1開幕!

F1の2018年シーズンが間もなくはじまる。毎年開幕前のこの時期はワクワクしているのだけれど、特にホンダが復帰してからのこの数年は以前にも増してワクワクの度合いが大きくなっている。やはりホンダがいるといないとでは興奮が全く違うのだ(もっとも今だに結果は出ていにけど)。


さて8日間のプレシーズンテストを通してわかってきたのは、予想以上にフェラーリが好調のようだということだ。ベッテルライコネンともに17秒台を叩き出していてかなり速い。二人揃って速いということはマシンの素性がかなり良いのだろう。
対するディフェンディングチャンピオンメルセデスだけど、なんとも不気味だ。2回目のテストで他チームがタイムを記録しているというのに、ただ一人ミディアムタイヤでのロングディスタンスのテストを行なっていた。タイムを追求しないあたり余裕のなせる技なのだろうけど、本当にそれでいいのか?
もっともやはりメルセデスが大本命で、そこにフェラーリがどう絡んでくるかがシーズンの見所になるのは変わりないだろう。


しかし個人的に今シーズン一番注目しているのは、やはりマクラーレントロロッソホンダだ。マクラーレンは8日間のテストのうち、実に7日半はトラブルだらけでボロボロだったにもかかわらず、最後の最後、8日目の午後には突如17秒台を連発したそうだ。マシンの素性は悪くないのかもしれない。対するホンダは抜群の信頼性を見せてくれたものの、速さという点では今ひとつ物足りないように思う。

もっとも、アロンソが17秒7、ガスリーが18秒3という差は、マシン性能の差というよりもドライバーの違いとも言えるかもしれない。というのもバンドーンとハートレーはそれぞれ18秒8と18秒9と、ほとんど差がないからだ。アロンソはその他のドライバーよりも0.5秒から1秒ほど速いので、アロンソ・ガスリーの差はまさにドライバーの差でしかないことになる。むしろマシンの差はバンドーンとハートレーのタイム差に表れているかもしれない。さらに付け加えるなら、性能の差をガスリーとバンドーンの差に見るなら、トロロッソの方が速いという可能性もあるだろう。

 

もちろん、これは思い切りホンダびいきの考え方である。

 

とはいえ、マシンにそこまで大きい差がないかもしれないとしたら、マクラーレンとしたら大問題だ。そうは言ってもトロロッソは2流チーム、ルノーに乗り換えたにもかかわらず、マクラーレンが2流チーム程度の速さしかないとしたら開発は大失敗なのだ。チャンピオンチームを目指すのであれば、マクラーレンのライバルはトロロッソホンダであってはならず、むしろレッドブルであるべきなのだ。

マクラーレンレッドブルと対等に戦えるのだろうか?

タイム的にはリカルド18秒なのでアロンソの方がタイムを刻んで入るのだが、なんとなくマクラーレンは信用できないんだよなぁ。というか、ホンダファンとしては信用したくないというのが本音ではある。ハハハ。

ちなみにもし戦えなかったら、コンストラクター4位争いは本当に面白くなるだろうが、マクラーレンとしたらウィリアムズの道を覚悟した方がいいかもしれない。


色々書いたけど、今年こそホンダには速さを見せて欲しいものだ。

個人的には、トラブルなくそこそこの順位を走りきるマシンよりも、たとえ一瞬でもメチャクチャな速さを見せてくれるマシンの方が好きなのだ。

マンセルのフェラーリ、マジで痺れたよなぁ…。