言いたいことがあった。

ときどき、無性に何か発言したくなる時があるのです。

スーパーヒーローと性的嗜好

史上初のレズビアンヒーロー、バットウーマン誕生というニュースを見て、違和感を覚えたのは僕だけだろうか?LGBTがどうのというつもりはない。単純に、、、

 

スーパーヒーローの性的嗜好を明らかにする必要は本当にあるのか?

 

と思ったのである。

例えば、

 

今度のヒーローは女好きコンビ。バットマン&ロビン。

 

とやったら

ヒーローものではなくただのギャグだろう。

かつてアップルCEOのティム・クックが「私は自分がゲイであることを誇りに思う」と言ったことがあるが、実はその時にも同じ違和感を感じたのだ。例えば、もしもトヨタ自動車の豊田章雄社長が「私は女好きであることを誇りに思う」と言ったら、不謹慎発言、ということで大変な騒ぎになるだろう。もしかしたら社長を解任されるハメにさえなるかもしれない。

もう逆差別の世界である。

 

いずれにせよ、スーパーヒーローの性的嗜好を明らかにしなければならない理由がわからない。ヒーローならヒーローらしく、「今度の必殺技は◯◯◯だ!」とか、「◯◯◯な過去が彼をヒーローに変えた!」とか、ヒーローとしての立場に直結する事で勝負してほしいと思ってしまうのだ。アイアンマンのトニー・スタークはいつも周りに美女をはべらせてはいるけど、誰も彼のことを「ヒーローは女好きのCEO!」とは言わないではないか。

 

そういえばスタートレックにもゲイのキャラクターがカミングアウトしたし、ヒーローたちの性的嗜好が重視される傾向は、どうにも納得がいかないのだ。

 

だって必要ないだろう?

 

そんなに性的嗜好が重要なら、LGBTだけでなく、もっと少数派にも目を向けるべきだろう。

例えばフェチ。

世の中にはハイヒールの踵が好きだという輩もいるのだ。

「新スパイダーマン、ヒール(敵)は憎め、でもヒール(踵)は愛せ」

これがスーパーヒーローだろうか?

ナマ足好きだって立派なフェチだ。意外とバットマンがハマりそうではないか?

スーパーマンだって立派なフェチだ。

「スーパーヒーローは青色の全身タイツーースーパーマン

もう無茶苦茶である。

 

そのうちに、スーパーヒーローは子供好き、と言おうものなら、R指定になった挙句に児童虐待で捕まってしまうかもしれない。

 

ヒーローよ、お前は一体、どこへ行ってしまうのか……。